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ASUS Chromebook Flip C101PAのレビュー

今更ながらASUSChromebook C101PAを購入したのでレビューします。

ASUS Chromebook Flip C101PA

 

そもそもChromebookとは?

筆者なりにざっくりまとめると…

  • Google社のChrome OSを搭載したノートPC
  • WebブラウザAndroidアプリが使える(Androidアプリが使えない機種もある)
  • データはクラウド管理前提(オフライン作業可能)
  • 自動更新のおかげでセキュリティ対策がいらない(期限あり
  • Microsoft Officeのようなソフトはインストールできない
  • スペック控えめで価格は安い傾向(高級機もある)

 かなり簡潔ではありますが、こんなところでしょうか。

 

Chromebook購入前の印象

  • Androidタブレットと外付けキーボードでいいんじゃないの?
  • Windowsより汎用性低いのに誰が好んで買うの?
  • 糞スペ

などと買わない理由を並べつつ、正直どんなものなのか非常に気になっていましたw

 

今回購入したのはASUSの「Chromebook Flip C101PA」

国内での取扱いが始まったのは2017年10月ですが、2年以上が経過した現在でも名機と評判のようです。

 

Chromebook Flip C101PA 主なスペック

  • OS Chrome OS
  • CPU OP1 6コア
  • RAM 4GB
  • ROM 16GB(eMMC)
  • ディスプレイ 10.1インチ(1280×800 , 149ppi) 10点マルチタッチ
  • 重量 約0.9kg

 

開封、外観、付属品紹介

内容物はC101PA本体、充電器、マニュアルと非常にシンプルです。

ASUS Chromebook Flip C101PA
ASUS Chromebook Flip C101PA

 

本体表面。初Chromebookなので、chromeのカラフルなロゴが新鮮。

ASUS Chromebook Flip C101PA

 

本体右側面。

左から順にUSB Type-C、イヤホンジャック、USB Type-A、microSDスロット、USB Type-Cです。

充電はUSB Type-Cポートから行います。

ASUS Chromebook Flip C101PA

 

本体左側面。

左から順に充電状況ランプ、スリープ/起動状況ランプ、音量ボタン、電源ボタン。

ASUS Chromebook Flip C101PA

 

裏面。

スピーカーが2箇所、滑り止めが4箇所付いています。

ASUS Chromebook Flip C101PA
ASUS Chromebook Flip C101PA

 

ちなみにこのC101PAはディスプレイ部分が回転するので…

ASUS Chromebook Flip C101PA

 

テントモードやタブレットモードに変形可能です。

ASUS Chromebook Flip C101PA

 

実際の使用感

キーボード 

ASUS Chromebook Flip C101PA

国内販売品を購入したので、キーボードは日本語配列です。

C101PAは小型端末であるためか、キーのサイズが一回り小さくなっています。

 

 (参考 キーのサイズ)

 LG gram17 およそ15.5mm×15mm
 ASUS C101PA およそ14.5mm×13mm

 

数字で見るとわずかな違いですが、実機を見るとひと目で違いがわかるほど小さいです。

しかしいざ試してみると、初めは少し窮屈な感じがしたもののすぐにいつも通りのスピードでタイピングすることができました。

打鍵音も静かで、反発力もしっかりあり、打ち心地は快適です。

 

ディスプレイ

ディスプレイサイズは10.1インチ、解像度は1280×800(密度149ppi)。

このサイズだと最低でもFHDが当たり前になってきている今となっては低解像度な部類と言えそうですが、いざ使ってみると意外と気になりません。

ただ発色はやや暗く、くすんだ印象ですので用途によって評価が分かれるポイントだと思います。

 

スピーカー

驚きだったのが、スピーカーが意外と優秀だったこと。

筆者は普段スピーカーを使って音楽を聞くことはないため音質についてとやかく言うことはできませんが、小さな筐体にも関わらずかなりの大音量での音楽再生が可能です。

 

起動、スリープ復帰、終了が爆速というのは本当だった

ネット上の評判である程度確認していましたが、起動、スリープ復帰、電源オフは確かに速いです。SSD搭載のWindows機でも十分速いですが、Chromebookはさらに速い。

 

動作もキビキビ

控えめに見えるスペックですが、ブラウジングも動画再生も引っかかりなく割とサクサクとこなしてくれます。

(さすがに楽天のような画像モリモリサイトだと読み込みに少し時間がかかりますが、それはWindowsでも同じことです)

 

UCB Type-Cで給電可

標準付属の充電器を使用してもいいですが、スマホタブレットで使用している充電器を流用できます。充電器周りがゴチャゴチャしなくて済むので嬉しいポイントです。

(筆者は61W出力の充電器で検証しました。すべての充電器がC101PAの充電に対応しているかは分かりません…)

 

軽い!

なにしろ軽い。

ASUSの製品紹介ページでは約0.9kgと記載されていましたので、実際にキッチンスケールで測ってみました。

結果は902gと、仕様書通りの軽さ。やはり1kgを切るとずいぶん軽く感じるものです。

ASUS Chromebook Flip C101PA

 

 

惜しいところ(筆者が慣れていないところ)

数日実際に使ってみて、筆者なりに「惜しいな〜」と思ったポイントも挙げさせていただきます。

 

ファンクションキーがない

Chromebookにはファンクションキー(F1~F12キー)が備えられていません。

キーの組み合わせによってWindowsのファンクションキーに相当する操作をすること自体は可能ですので、やや面倒な気はしますが慣れの問題かと思います。

 

ベゼルがやはり太い

ベゼル(ディスプレイ周りの黒い枠)の幅がやや気になるところです。

横は約2.1mm、縦は約1.6mmあり、ベゼルを狭くしてより大型のディスプレイを搭載する最近のデザインと比較すると、どうしても太く感じてしまいます。

タブレットモードで使用する際の誤操作を防ぐ設計だとは思うのですが、もし後継機が出るならもう少しベゼルを狭めてひと回り大きなディスプレイを搭載してくれたら…と思います。

 

 

まとめ

使い始めてまだ1週間ほどですが、総合的に満足度の高い製品です。

重い編集ソフトや3Dゲームといった用途にChromebookは向かないかもしれませんが、それ以外のブラウジング、動画鑑賞、メール、文章作成等ならメイン機として活躍できるだけの能力があると思います。設定が簡単で面倒なセキュリティ対策が不要、バッテリーが長持ちなのも嬉しいポイント。

このC101PAの場合Androidアプリも使えるらしいので、まだまだ活躍の幅がありそうです。

 

ASUS公式HP